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掛川100景 【No.59】 道の駅掛川

地元の人も通うロードサイドの複合施設

「道の駅掛川」は市内東部の国道1号線沿いに位置し、ドライバーの休憩場所としてだけでなく、地元特産品の販売や観光情報の発信拠点として賑わいを見せています。

新鮮な地元の農産物や、掛川ならではのグルメが楽しめることから、地元の人も含め多くの人々に親しまれている施設です。

道の駅掛川は、大型車75台、普通車226台が駐車できます


道の駅掛川をどうミルか?👀

👀01. 地元農家から食材が集まる道の駅

「道の駅」制度は1993年に始まり、国土交通省は道の駅を「地域振興の核となる施設」として位置づけました。
現在では全国に1,200以上の道の駅が登録されており、それぞれの地域の特色を活かして運営されています。

「道の駅掛川」では、香り高くまろやかなコクのある本場の掛川茶が楽しめるほか、農産物直売所では地元農家から直送される新鮮な野菜や果物が並び、観光客だけでなく地元の方々も多く利用しています。

地元の農家さんから直送される野菜や果物はどれもおいしそうです

👀02. 道の駅掛川でしか食べられないグルメの数々

道の駅掛川には、ここでしか食べられない特別なグルメがあります。例えば自然薯とろろ汁やそば、うどんを提供する「仙の坊」では、地元で栽培された遠州そばを味わうことができます。

また、施設内のレストラン「うまい処」では、掛川産コシヒカリの新米をはじめ、道の駅掛川限定のチーズ入りメンチカツや、掛川産茶葉を使用した緑茶が楽しめます。

時期や曜日、数量限定ではありますが、「おはたき餅」という遠州の郷土食を使用したお雑煮定食や、天日干ししらすとクリームチーズを組み合わせた「しらすチーズ大判焼き」などもあります。

うまい処は、自由に組み合わせておかずを選択することのできるカフェテリア方式です
おはたき餅に使われているお米は、粘りけが少なく後味がさっぱりしているのが特徴です


👀03. 新たな役割を持ち、さらに発展する道の駅

国土交通省は「2025年に目指す3つの姿」を掲げ、道の駅に単なる休憩施設を超えた役割を持たせるさまざまな施策を推進しています。

2025年に目指す3つの姿
「道の駅」を世界ブランドへ
新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに

国土交通省HPより

例えば、訪日外国人の利用を促進したり、災害時の避難拠点としての役割を強化したり。あるいは、子育て支援施設の整備や高齢者向けの自動運転サービスを導入したりなど、どれも実現するとさらに道の駅の利用が進みそうです。

道の駅掛川も、地域の魅力を発信しながら、より多くの人に愛される施設として発展していくことが期待されています。あなたなら道の駅掛川がどんな施設に発展するとよいと思いますか?

毎年綺麗な花が植えられています(今年は松葉菊を植えるそうです)
道の駅掛川近くには、事任八幡宮や日坂宿の「川坂屋」など歴史的な情緒を感じる場所もあります

◼️ 抜け道&寄り道100景~「道の駅」

  • 「おはたき餅」の名前の由来とは?

  • お雑煮の味は関東風と関西風どっち?


道の駅掛川
所在地:静岡県掛川市八坂882-1
連絡先:0537-27-2600
開館時間:24時間 ※施設内店舗は午前9時から午後5時前後のため注意
休館日:第2月曜日 ※令和6年2月、7月、8月、10月は第1月曜日
ホームページ :
掛川市|観光|道の駅掛川

アクセス
[クルマの場合]掛川駅より約15分(約7キロメートル)
東名掛川インターチェンジより約20分(約8キロメートル)
[公共交通機関の場合]宮村バス停下車し、徒歩約5分
八幡宮前事任八幡宮バス停下車し、徒歩約10分