【掛川100景体験会】気ままに歩いて巡るコース
コースの紹介~まちを学びのキャンパスに!掛川100景noteと一緒にお城周辺を散策~
掛川城の周辺を徒歩で巡るコースです。
掛川城周辺は、掛川100景として紹介された『景』が多く集まるエリアです。『景』という点を線で結びながら、お城を中心にまちの過去・現在・未来について考えてみましょう。
このnote記事を『景』を巡る前に読むと、体験会での学びや楽しみがきっと増えるはずです。
『気ままに歩いて巡るコース』で訪ねる5つの景
今回のコースでは、掛川城三の丸広場を起点に『掛川市立中央図書館』『大日本報徳社』『大手門』『掛川古城』『掛川城』の5ヵ所を徒歩で巡ります。
A:掛川市立中央図書館
約34万冊の蔵書規模をほこる掛川市の知の拠点、掛川市立中央図書館から散策をはじめましょう。
図書館には知りたい、学びたいと思ったときに参考になる本が多くあり、あらゆる世代の人が本に接することができる工夫やサービスが詰まっています。
大きな窓と高い天井の天窓から光が差し込んでいて、明るく開放的な図書館で、周りの地盤よりも低い位置にある『サンクン型』庭園が見える地下スペースもあります。
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B:大日本報徳社
大日本報徳社は、二宮尊徳の『報徳思想』を今に伝える、掛川市の文化的拠点です。
敷地内には、大講堂、仰徳学寮、正門ほか、国や県の重要文化財が多数あります。(大講堂、仰徳記念館の館内見学は有料※高校生までは無料)
敷地外からは、道徳と経済の調和を目指す報徳の教えが刻まれた正門を眺めることが出来ます。
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C:大手門
掛川城大手門(おおてもん)は、歴史の重みと復元された美しい姿が調和した名所です。
大手門の前の通りは、かつての掛川におけるメインストリート。今も城下町の趣を残す建物を多く目にすることができます。
また大手門の北にある番所は、江戸時代末期に建てられた監視のための詰め所で、全国でも珍しい現存する番所として、当時の役人たちの緊張感を今に伝えています。
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D:掛川古城
掛川城に行く前に、掛川城攻防の重要な出城(でじろ)として機能した古城に立ち寄りませんか?
掛川には『龍の姿を描く』とされる3つの山が存在し、掛川古城のある子角山(ねずみやま)もそのひとつです。
現在、お城自体は残っていませんが、城の敷地を区切る曲輪(くるわ)や、曲輪を分断する大堀切(おおほりきり)などを目にすることができます。
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E:掛川城
掛川城は、日本全国でも数少ない、地域の寄付によって木造で復元された城郭です。
小高い丘の上に建てられた掛川城には、石落としや鉄砲や弓矢で攻撃するための狭間(さま)など、防衛のためのさまざまな工夫が盛り込まれています。
掛川城の前には東海道が通っており、かつては掛川宿として栄えた土地です。天守閣に登り、城下に見える現在のまちを見ながら、当時の姿を想像してみてください。
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■抜け道&寄り道100景
今回は、掛川城周辺の『景』をコースにしましたが、他にも徒歩で巡れる範囲に100景は点在しています。
電車や新幹線で掛川を訪れた方には、これっしか処など駅周辺の『景』がおすすめです。(掛川駅から掛川城までは徒歩で約10分)
ウォーキングが好きな方は、松ヶ岡まで足を運んでみてはいかがでしょう?
施設の一般公開は、毎月第4土曜日のみとなりますが、『掛川100景』を巡る体験会(令和7年1月12日・13日)では、掛川市役所職員のガイド付き(10分程度)で施設公開しています。
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まとめ~学びの問い~
城は、攻められにくく守りやすい場所として、高い場所に築かれることが多いため、掛川城を中心にまちを歩くと、土地の起伏を身体で感じられるはずです。
また、あちこちで、薪を背負って本を読みながら歩く二宮金次郎像を見つけられるかもしれません。
コースの順路を気ままに変えてみるのも自由です。
景を巡ったあとで掛川市立中央図書館に行くと、また違った本に興味が湧きそうですね。
コンパクトにまとまった城周辺エリアのどんなところに掛川らしさを感じましたか?体験会を通して学んだこと・考えたことを、これからの暮らしや未来のまちづくりに役立ててください。